こちらにお世話になりましたのが09年7月からです。
「笑(ショウ)」という名前の超大型ミックス犬です。
社会性に適応さす事ができず育ててしまい、粗暴行為が目立って大変になってきました。
知人から通い訓練を紹介して頂きましたが、トレーナーからは口答のみで犬をさわって教える事はありませんでした。教えた事が出来れば「ほめておやつをあげる」というやり方でした。一こうに落ち着く事がなく、散歩をしていると犬を見ると向かって行き、人に対しても吠える事が多々あり、散歩が苦痛で怖かったです。
トレーナーにも相談しましたが、「この子の持っている性格、性分なので気を付けて下さい」と言うような話をされたと思います。
そんな中事故が起ってしまいました。
訓練中に通りすがりの人が話しかけられ、急に犬が飛びかかり、腕に大ケガをさせてしまいました。
トレーナーからは、他の訓練士仲間にも相談したが、超大型犬で1才7ヶ月になっているので無理と言われたそうです。
これからの事も考えて安楽死とも・・・促されました。
その後3件ほど訓練所に問い合わせ、面談に行きましたが断られました。
動物病院の先生からこちらへ紹介して頂き、早々称子を見て頂き、「まだ素直な所もあり、訓練を受ける事によって制御させる事はできる」という話を頂き預り訓練が始まりました。
面会に行く度にあきらかに表情が穏やかになっていくのがわかりました。
あの犬が・・・??所長さんに甘えてる!!
しっかり横について訓練を受けている姿を見て本当に衝撃的でした。
奥様には見学時に色々と話しを聞き感心したり安堵したものです。
10ヶ月の訓練が入り卒業しました。
犬を見かけると吠えますが制御できます。人に対しては無関心になりました。
動物病院の受診も大人しく診さつさせてくれます。
その後2013年に訓練所から「福(フク)」という名前のラブラドールの子犬をゆずり受けました。
天真爛漫で笑にとってはなくてはならない相棒。そして、私達・笑にとっての癒し天使です。
最後に・・・
月々の料金は私達にとって決して安いものではありませんでしたが、それ以上のものを受けました。
「笑を人間社会で生活できる様にして下さった」
感謝です。ありがとうございました。
2016.12
廣末 律子
笑 7才 、 福 3才