私の愛犬である警察犬「レックス」の紹介
ジャーマンシェパード犬・牡・6歳
犬名=レックス of スーパークリーク
和歌山県警察警察犬指定科目=足跡追及の部、捜索救助の部(5年連続嘱託犬)
得意ジャンル=警戒訓練、 足跡追及
●私と愛犬である警察犬「レックス」との出会い
我が家の愛犬である初代警察犬「ロッキー」が8歳を過ぎたころ、世代交代を考え訓練犬の子犬を探していたある日、アマチュア指導手仲間のT氏が「京洛奈良警察犬訓練所」に良い子犬が生れていると紹介された。早速、訓練所に架電し日程を決め、T氏に案内されるまま「京洛奈良警察犬訓練所」に向かった。
自己紹介もそこそこに、当訓練所長である今住氏に「警察官という私の職業柄、 警戒訓練と足跡追及訓練を習得させたい」旨告げると、2頭のシェパードの子犬を見せてくれた。
2頭とも良い子犬である。出来れば2頭とも欲しいが、そうはいかない。
今住所長から、使役目的に合った「子犬の選び方」について親切な指導と助言を受けながら全神経を集中させ、じっくりとその行動を観察させてもらった。
う~ん…、難しい。今住所長に一任だ。
ということで、我が家の次世代の愛犬となったのが、現警察犬のシェパード犬「レックス of スーパークリーク」である。
これが、そもそも「レックス」との出会いの始まりである。
後日、T氏から「これらの子犬は、全国的に有名なスーパークリークの系統である」と聞かされ、このとき始めて優秀な血統であることを知ったのである。
●愛犬である警察犬の訓練について
子犬の訓練は、当然今住所長の人柄に惹かれ「京洛奈良警察犬訓練所」に預託することになった。しかし、5~6ヶ月位までは自宅で飼育し、平素の遊びの中でしておいた方が良いということなどを教示してもらい、譲り受けて帰路に就いたのです。生後5ヶ月にして「京洛奈良警察犬訓練所」に入校、預託しました。
服従訓練から始まって当初希望の2科目の訓練も充実し、目に見えてメキメキと腕を上げ高度な訓練へと進級していきました。
いよいよ引き取りということになった平成12年11月のこと、訓練をする上での注意点や実際の訓練方法などについて親切丁寧に実地指導を受け、私もその技術を習得すべく、しばらくの間通所させてもらった。
なかなか、 難しいものである。
以来、私が指導手とし訓練に励んでおります。
難しいことですが、毎日が勉強です。そして、これこそ私の生き甲斐です。私とレックスとの相性も非常に良く、地方の訓練競技会では優勝も経験させてもらっています。
益々、順風満帆と言った感じです。
三谷博一