訓練所の日常

犬しつけ、訓練、シェパード

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タケル君、私が他の犬を訓練しているとヤキモチが激しいので、表のサークルに隔離していたら飛び越えて出てきました。
(身が軽いので2m近くの板壁越えも苦にならないタイプ。警戒訓練の高等服従課目にあります)

自身の訓練でも、グラウンドに出ると「早くボールをくれ!」と言わんばかりに勝手にワンワン吠えて興奮します。
今から襲撃訓練するかのようです。

(タケちゃん、このまま片袖防御着を噛む練習するか?)

こういうタイプと接していると警戒訓練が懐かしい。
(30数年前は全国大会警戒の部に、350頭を越える警戒高等訓練犬が出場しました。最近はガタ減りで70頭弱)

家庭犬ですのであまりに騒ぐのは考えものなので、「やめ!伏せ」を命じていますが、抑圧しないで自然に訓練意欲を伸ばすとこういう風になります。

つまり、生き生きとした気分で通じるように作っていく事で、日常の興奮時も制止が効きやすくなっていきます。
(日常は日常で、種々の興奮する状況がありますが)

訓練だからと言って、一見大人しく意欲の欠如した状態で言う事をきかすだけでは、不十分。

写真は表の小型犬用サークル。